SMプレイに興味はあるけど、実際にしたことはない……なんていうSM初心者の方には、まずは目隠しプレイから始めてみることをオススメします。
たかが目隠しプレイとあなどるなかれ。
一度でも目隠しプレイを試してみれば、
- 人間は普段の生活でどれだけ視覚に頼っているか
- もし、その視覚が奪われたらどうなるのか
- 視覚が奪われると他の感覚器官はどうなるか
ということが実感できます。
それはまるで非日常体験となるのです。
SMプレイではこの「非日常体験」というワードが大事なんです。
SMプレイは相互の信頼関係を感じられる
目隠しプレイは、かんたんお手軽に始められるだけではなく、SMプレイの真髄と基本が詰まっているプレイでもあります。SM上級者ほど目隠しプレイにこだわりをもつ人が多いのも特徴ですね。
では、どういった部分がSMプレイの真髄なのか?
それは信頼関係という言葉にあらわされます。
ごくノーマルな通常のセックスでは愛情を感じることはあっても、信頼関係を強く感じるということはあまりないですよね。ですが、SMプレイでは愛情も信頼感も、そのどちらもとても強く感じることができます。こればかりはノーマルセックスの比ではないレベルで体感できます。
例えば、ノーマルセックスにおいて相手に身を任す場面というと……フェラチオやクンニであったり、手マンや手コキ、さらには騎乗位だったりバックだったりと、どちらかがどちらかに対して奉仕をしたり、体力面での負担が大きかったりと、分担作業的な毛色が強いですが、SMプレイにおいては常に相互関係を強く感じることができるのです。
いつかはハードSMもやってみたいですよね
代表的なSMプレイとしてはロウソクやムチや縄での拘束がありますね。
この手のハードなプレイというのは信頼関係が成り立ってなければ絶対にできません。いったいどこまで力を入れていいのか、自分はどこまでなら受け止めきれることができるのか、そういった自分の理解はもちろんのこと、相手の理解も必要になってきます。

このどちらかが欠けていた場合は深刻な事故や怪我を引き起こしてしまうケースもあります。そういった心配がないのがソフトSMですので、入門にはやはりソフトSMからというのが基本になりますね。ソフトSMや日頃の交流を経てハードSMでお互いのギリギリを確かめ合う……これがまさにSMプレイの真髄とも言えるでしょう。
「いきなりハードから挑戦してみたい!!」というのは無謀という他ありません。「上級者の人にお願いするから大丈夫!」なんていう方もいますが、それも考えなおしたほうがよろしいです。本当の上級者であればあるほどまずはソフトSMからきっちりと基礎を仕込んでくれるはずです。「いきなりハードなことをしよう」と言ってくるのは調子に乗ってしまっている人な可能性が高いです。
SMというのはプレイも関係も一朝一夕では成り立ちません。SMに関心があればこそ、じっくりと焦らずいきましょう。
目隠しプレイってなにがいいの?
つい本題からそれてしまいましたね。失礼いたしました。あらためて目隠しプレイについてちょっと語ってみたいと思います。ただ、あくまで自分の主観と経験からくるものだということをお断りさせていただきます。
まず、目隠しプレイのなによりのいいところはその手軽さにあります。専用のアイマスクを用意する必要はなく、そのへんにあるものでいくらでも代用ができます。
代表的なものといえばネクタイですね。女性にはスーツフェチやネクタイフェチの女性も多い。ネクタイをゆるめる仕草に惹かれる女性も多いですね。女性にとってネクタイというのは男性を象徴するアイコンでもあるのです。そのネクタイで目隠しをされて視界を奪われる……というのはそれだけで興奮してしまう材料が多分にあるわけですね。
オフの日だったり職場がノーネクタイで手持ちがない……という場合でも、そのへんのタオルやハンカチであったり、脱いだシャツを利用してもいいでしょう。とにかく結べるくらいの長さがある布であればなんでもいいです。わたしは一度靴下でやったことがありますが……さすがに脱いだばかりの靴下というのはちょっと不評でした(笑)黒いハンカチなんかを持ち歩く習慣をつけるといいかもしれないですね。白いハンカチだと向こう側が透けてしまいますから黒がいいでしょう。
あるいは、SMテープを用意してくのもいいですね。

そんな手軽にはじめられるわりに奥が深いのが目隠しプレイ。先程も書きましたように、SMというのは信頼関係が大事になってきます。その信頼関係を確かめるもっとも効果的な手段でもあるわけですね、目隠しというのは。なにせ人間というのは視界に頼っている部分が非常に大きい。
仮に視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感のうちどれか一つを失うとしたらどれを選ぶか、という質問をした場合に視力をまず1番目に挙げる人はほとんどいないでしょう。1つずつ挙げていった場合、おそらくは4番目か5番目のどちらかに来るはずです。それくらい大事な能力というわけですね。
その感覚をすべて相手に委ねるというのですから、これは大変なことなんですよ。一夜限りの相手や、売春などの際に軽い気持ちで目隠しプレイをする人も少なからずいると思いますが、それってとんでもないことです。会ったばかりの相手に視覚を譲り渡すだなんて……もし目隠しをされたまま、強引に手足を縛られてしまったらどうするんですか? 最悪、そのまま拉致られたり殺されてしまってもおかしくはありません。そこまでいかなくても、相手が見えないことをいいことに、その姿を写真やビデオに収めていたり、誰か知らない人を部屋に招き入れていたり……これらは実際にあった事例ですので、女性のかたは特に気をつけてください。男性であっても、金品を盗まれたり財布から免許証などの個人情報を握られ、写真を撮られて脅されるケースもあります。
つまり目隠しプレイというのは「あなたになら何をされてもいいですよ」という信頼の証なのです。
実際に目隠しをしたあとの楽しみ方
いろいろと不安がらせることを書いてしまったかもしれませんが、こういうこともありますよと意識しておくことはとても大事です。また、そういう危険性をしっかりと知ってこそ楽しめるという部分もありますからね。ここでは存分に、目隠しプレイの良さと楽しみ方をご紹介したいと思います。

目隠しをされた場合どうなるのか? 当たり前ですけど、回りが真っ暗でなにも見えなくなります。そうすると人間という生き物はどうなるのかというと……残りの五感、つまり聴覚、嗅覚、味覚、触覚がより敏感になって欠けた視覚の部分を補おうとするのです。セックスにおいて特に大事になってくるのがこの聴覚と触覚。なかでも触覚の過敏さときたら、これは一度経験してみないとまずわかりません。未経験の人が、「これくらい敏感になるのかな?」と想像するその10倍は敏感になると思っててください。それくらい、すごいのです。
そしてもうひとつの聴覚もとても大事です。普段は聞き漏らしてしまうような些細な音……たとえば相手の息遣いだったり、心臓の鼓動だったりというのがより近くハッキリと聞こえてくるようになります。これらの体験をすると、ほんとに人間の体ってよく出来てるな、不思議だなと実感することまちがいなしですよ。それくらいの非日常体験が目隠しひとつで得られるのですから、コストパフォーマンスの視点からいえばこれ以上のものはないでしょう。
ただ、周りがなにも見えないというのは人間にとって恐怖でもあります。不安がらせてしまって、感じるどころではない……というのでは元も子もありません。そういった意味でも、ここでも信頼関係が効いてくるわけですね。ここで相手に一任できれば恐怖心が薄れ、その分快楽が増えていくのですから。
目隠しプレイは雰囲気作りが大事
慣れない初めのうちは、できるだけ相手の体に常に触れていてあげてください。女性は触覚が相手を感じる手段として大きなウェイトを占めていますので「そばにちゃんといるよ」ということをわからせて安心させてあげてくださいね。ただ、そこに慣れてくれば……あえて突き放してみるのもオツなものです。というよりは、そこからが目隠しプレイの真髄とも言えるでしょう。
ふいになにも言わずに離れて、自分の気配を殺してみる。そうなると相手はどうなるのか?という観察をするのはとても面白いものですよ。当然相手はどうなっているのか現状が理解できずに「ねえ、どこいっちゃったの?いるんでしょ?」と確認をしてきますが、これもあえて無視。たまーに少しだけ指先で触れてみたり、息を吹きかけてみたり、足音だけさせてみたり。いろいろな楽しみ方が味わえます。
目隠し中の愛撫は強引だったり激しい物はあんまり効果的ではありません。触れるか触れないかの微妙なタッチ……ずっと触りっぱなしではなく、緩急をつけて触れてみる……といったようなエレガントな愛撫がより効果的になります。アソコに一度も触れずとも、雫となってしたたってきてしまうくらい濡れてしまうことも珍しくありません。
羞恥心が薄れる
また目隠しをすると、自分が裸であるとか、恥ずかしい格好をしているなどの羞恥の感情が薄れていきます。普段はぜったいに言わないような言葉を言ったり、しないような行動を始めたりします。
わたしが以前、M女に目隠しをして、じっくり愛撫して放置して愛撫して放置してと繰り返していったときのことです。普段はぜったいにそんなことを言わないような清楚な女が、自分で股を開いて「早く入れてください!」と言い出したんです。このときは、最高に興奮しました。これまで一度だって「入れて」とさえ言ったことがない女が自分でマンコを丸出しにして「早く入れてください!」っていうわけです。最高かよ。